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ホームシアターにおすすめの機器6選!一人で楽しむならXRグラスもおすすめ

2025.09.02

ホームシアターにおすすめの機器6選!一人で楽しむならXRグラスもおすすめ

ホームシアターを作るには、スピーカーと大画面を映せるプロジェクターが欠かせません。一方、一人で楽しむなら、プロジェクターを使わない方法もあります。

本記事では、ホームシアターの機器を選ぶ際のポイントやおすすめ、一人でも楽しめるアイデアを紹介します。

自宅にいながら、映画館さながらの迫力を感じたい人は、ぜひご覧ください。

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目次

    ホームシアター作りに必要な機器

    ホームシアターを作るのに必要なのは、大きく分けて音響設備(スピーカー)と、映像を映すデバイス(プロジェクター)の2種類です。

    映画館と同じ音響環境を作るには、サラウンド環境を作れるマルチスピーカーがおすすめです。サラウンド環境とは、聞き手を囲むように複数のスピーカーが配置され、前後左右から音が聞こえてくる環境を意味します。

    なかには音の反射を利用し、少数のスピーカーやヘッドホンを使って仮想的にサラウンド環境を作れる「バーチャルサラウンド」に対応したモデルもあります。

    映像設備については、大画面のテレビを使用する方法と、プロジェクターを使用する方法がありますが、今回の記事ではテレビよりも迫力の大画面で楽しめるプロジェクターについて詳しく紹介します。なおプロジェクターを使って投影する場合、映像をきれいに映すためには、スクリーンも必要です。

    ホームシアターシステムを選ぶ際のポイント

    ホームシアターシステムは、部屋の大きさと予算に合わせて選ぶのが原則です。各機器の選び方には次のポイントがあります。

    • スピーカーはチャンネル数で選ぶ

    • プロジェクターは投写距離と輝度・画質で選ぶ

    • スクリーンは設置方法で選ぶ

    スピーカーはチャンネル数で選ぶ

    チャンネル数とはスピーカーの数であり、「2.1ch」や「5.1ch」「7.1.4ch」などと表現します。1番目の数字が前方・左右・後方からの音を表現するためのスピーカーの数、2番目の数字がサブウーファー(低音専用のスピーカー)の数、3番目の数字が上からの音を表現するためのスピーカーの数です。

    一般的にはチャンネル数が多いほど音声の表現が豊かになりますが、それに比例して、価格も高くなる傾向にあります。また、複数台のスピーカーを設置するためのスペースも確保する必要があります。

    予算とスペースに余裕があるなら、5.1chや7.1ch、7.1.4chなどのマルチスピーカーがおすすめです。予算やスペースが限られている場合や、配線をすっきりとさせたい場合にはサウンドバー(バータイプのスピーカー)が向いています。

    プロジェクターは投写距離と輝度・画質で選ぶ

    スペースの都合でプロジェクターを壁(スクリーン)の近くに設置するのであれば、短距離からでも大きな画面を写せる短焦点モデルがおすすめです。

    昼間にプロジェクターを使いたい場合は、高輝度(高ルーメン)のモデルを選びましょう。画質はフルHDと4Kのモデルが主流ですが、目安として、画面サイズが100インチ以上なら4Kがおすすめです。

    スクリーンは設置方法で選ぶ

    スクリーンの設置方法については、固定式と自立式があります。スペースに余裕がある場合や、壁に穴を開けられる場合には固定式、使わないとき、邪魔にならない場所へ収納したい人には自立式が向いています。

    ホームシアターにおすすめのスピーカー2選

    ホームシアターにおすすめのマルチスピーカーと、サウンドバーを1つずつ紹介します。

    • BAR 1000 / JBL

    • DHT-S218 / DENON

    BAR 1000 / JBL

    JBLの「BAR 1000」(税込143,000円)は、7.1.4chのサラウンドスピーカーです(2025年9月調べ)。空間音響技術のDolby Atmosや、DTS:Xに対応しており、前後左右だけではなく、上からも音が聞こえる「3Dイマーシブサウンド」を体験できます。

    Wi-Fi接続で以下のアプリケーションを使えるため、お気に入りのコンテンツを高音質で視聴可能です。

    • AirPlay 2

    • Alexaマルチルームミュージック

    • Chromecast built-in

    • 300以上の音楽ストリーミングサービスなど

    さらに、リアスピーカーは充電式の完全ワイヤレスタイプであり、配線問題を気にすることなく、サラウンド環境を作れる優れものです。

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    DHT-S218 / DENON

    DHT-S218」(オープン価格 ※実売価格:税込31,897円から)は、Dolby Atmos対応で、水平方向と頭上方向へのサラウンド環境を1台で作れるサウンドバーです(2025年9月調べ)。再生音への脚色を排除し、音源に収録されたサウンドの魅力をありのままに再生する「Pureモード」搭載で、より臨場感のある視聴体験が可能です。

    2基のサブウーファー内蔵で迫力のある低音を発揮しながら、人の声をはっきりと聞こえさせる3段階の「ダイアログエンハンサー」機能もあり、音楽再生や映画鑑賞など、シーンに応じて設定をカスタマイズできます。

    Bluetooth対応で配線もすっきりし、据え置きと壁掛けどちらにも対応しているため、コーディネートの幅が広がります。

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    ホームシアターにおすすめのプロジェクター2選

    ホームシアターにおすすめのプロジェクターを、2つ紹介します。どちらも持ち運びやすく、一人暮らしの部屋でも邪魔になりません。

    • Nebula Capsule 3 / Anker

    • dreamio EF-21 / EPSON

    Nebula Capsule 3 / Anker

    Nebula Capsule 3」(税込69,990円)は、手のひらサイズのコンパクトさを誇りながら、200ANSIルーメン・フルHD・最大120インチ投影と、ハイスペックなプロジェクターです(2025年9月調べ)。Google TVやNetflixを標準搭載しており、Netflixはリモコンのボタン1つで簡単に開けます。

    前モデルである「Nebula Capsule II」からは、主に以下の点がアップデートされています。

    • 画面サイズが最大100インチから120インチに拡大

    • OSがAndroid TVからGoogle TVに変更

    • 解像度がHD(1,280×720画素)からフルHD(1,920×1,080画素)対応に

    • 水平方向の台形補正に対応

    画面サイズや画質、OSなどが全体的にパワーアップしていながら価格は同じ(2025年2月時点)なので、新しく購入するなら「Nebula Capsule 3」がおすすめです。重量も約850gと比較的軽いため、気軽に持ち運べます。

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    dreamio EF-21 / EPSON

    dreamio EF-21」(税込108,900円)は、Google TVとスピーカーを内蔵しており、Wi-Fiに繋げば1台でホームシアターを作れます(2025年9月調べ)。投写角度を無段階で調節できる台形・フォーカス調整機能が付いているため、部屋のどこに置いても違和感のない、きれいな映像が視聴可能です。

    さらに障害物検知機能を使うと、壁にかけた時計などの障害物を検知し、自動で最適な位置に映像を写せるため、スクリーンなしでも十分に使えます。重量は約2.3kgと持ち運びしやすく、リビングや寝室など、好きな場所に持ち運べるのも便利なポイント。

    なお、姉妹モデルのEF-22にはスタンドが付いており、天井に投写して寝ながら映画が楽しめます。

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    ホームシアターにおすすめのスクリーン2選

    持ち運びが可能なモデルと据置型のモデルに分けて、おすすめのスクリーンを紹介します。

    • 100-PRS022 / サンワサプライ

    • ケストレルテンション2CLR3 / エリートスクリーン

    100-PRS022 / サンワサプライ

    250902_02.webp(出典:面ファスナーかフックで壁に貼り付け設置できるプロジェクタースクリーン 100インチ を9月27日に発売|サンワサプライ株式会社

    100-PRS022」(税込4,980円)は、100インチの大画面に対応したスクリーンです(2025年9月調べ)。画面の縦横比は16:9のため、一般的な映画や動画にジャストフィットします。

    取り付け方法は面ファスナーとフックの2種類があり、どちらも壁に穴を開ける必要がないので、賃貸でも使えるのが嬉しいポイントです。映像をより鮮明に写せるよう、マットな質感の表面と、光を吸収する効果のある黒い枠を採用しており、細部への配慮も行き届いています。

    使わないときは丸めて収納できるロールタイプのため、持ち運びもしやすいです。

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    ケストレルテンション2CLR3 / エリートスクリーン

    ケストレルテンション2CLR3(120インチ)」(税込380,000円)は、リモコン操作で120インチの大画面が立ち上がる、電動式のスクリーンです(2025年9月調べ)。天井からのライトを約95%カットする仕様になっており、電気を付けたままでもプロジェクターの映像がはっきり映ります。

    全体幅約3m×高さ約2mで重量約30kgと大型ですが、短焦点・超短焦点プロジェクター専用で、スクリーンの前のスペースさえ確保できればコンパクトな部屋でも使いやすくなっています。

    また、ケース(スクリーン収納部)の色はホワイトかブラック、サイズも今回紹介した120インチに加えて100インチもあるため、お部屋の雰囲気やサイズなどに合わせて選べます。

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    一人でホームシアターを楽しむならXRグラスを使うのがおすすめ

    ホームシアターは一度設置すると簡単には移動できないため、リビングや寝室など特定の場所でしか楽しめません。日によって場所を変えたい、寝ながら映画を見たいなど、より自由にホームシアターを楽しみたいなら、XRグラスを使うのも一手です。

    XRグラスを使うと、目の前に大画面が現れ、コンパクトな部屋であっても映画館のスクリーンで見ているかのような迫力ある映像が見られます。

    XRグラスの代表機種には、次の2種があります。

    • XREAL Air 2 / XREAL

    • Rokid Max / Rokid

    XREAL Air 2 / XREAL

    XREAL Air 2(税込39,980円)は約72gの超軽量グラスで、価格も手に取りやすく、入門モデルとしておすすめです(2025年9月調べ)。

    120Hzのリフレッシュレートで画面もサクサク動きます。対応するスマートフォンやPCと接続すればブラウザ経由で、別売りのデバイス「XREAL Beam」や「XREAL Beam Pro」を接続すれば、すぐにNetflixやAmazon Prime Videoにある映画コンテンツが鑑賞できます。

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    Rokid Max / Rokid

    Rokid Max(税込49,800円)は600ニトの高輝度を誇り、215インチの巨大スクリーンを写し出せます(2025年9月調べ)。音質にもこだわっており、スピーカーがなくても本格的な音響を楽しめるのも特徴です。対応するスマートフォンやPCと接続することで、NetflixやAmazon Prime Videoなどの映画コンテンツが鑑賞できます。

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    自宅を映画館に!大迫力の映像と音声を楽しもう

    ホームシアターを作れば、自宅にいながら大迫力の映像や音声で映画を楽しめます。部屋の大きさや予算によって適した機器が変わるため、まずはどのようなホームシアターを作りたいかをイメージしましょう。

    一人で気軽に楽しみたい人にはXRグラスもおすすめなので、自分に合ったホームシアターシステムを選んでください。

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