特集

XRで豊かな未来をともに築こう!「MiRZAソリューションパートナー」のご紹介

2024.12.04

XRで豊かな未来をともに築こう!「MiRZAソリューションパートナー」のご紹介

今回はアプリ開発やソリューション開発を行う方々に向けて、「MiRZAソリューションパートナー」の取り組みについてご紹介します。

「自社のXR事業をさらに拡大したい」と考えている方はもちろん、「新たにXR事業を始めたい」と考えている方も必見です。

目次

    アプリがあってこそMiRZAは機能が発揮できる

    お話を伺ったのはNTTコノキュー マーケティング部門 法人ビジネス戦略グループ 主査の川口 直之(かわぐち なおゆき)さんです。

    NTTコノキューは、MiRZAがリリースされる前から法人向けにさまざまなソリューション、そして他社製XRデバイスを提供してきました。そんな川口さんに改めてMiRZAの特長を聞きました。

    「やはり掛け心地です。初めてMiRZAを掛けた時、自分も『凄いな』と思いました。既存のXRデバイスは前方に重心が偏っているものが多いのですが、MiRZAはバランスが良好です。ワイヤレスである点も掛け心地の良さに寄与していると思います」(川口さん)

    241204_2.webp
    MiRZAは約125gと軽く、軽快な掛け心地を実現しています。スマートフォンと無線接続するので、掛けていても煩わしさを感じさせません。

    ▽関連記事
    NTTコノキューデバイスの「MiRZA」とは?軽くてワイヤレスで高性能だからできるXRの新体験

    川口さんによるとXRデバイスの掛け心地の良し悪しは、とても深刻な問題なのだそうです。お客様に導入していただけるか否か、掛け心地が決め手になることもしばしばあるといいます。

    「従来のデバイスでは『頭が締め付けられる感じがする』『長時間掛けていると首が疲れる』などが原因で、導入していただけなかったり、導入いただいても利用時間に制限をかけるお客さまもいらっしゃいました」(川口さん)

    軽快な掛け心地を実現したMiRZAはそのような制約に縛られず、より多くの人たちに使ってもらえる可能性を秘めていると川口さんは言います。

    「さらに、通常のメガネのように人々の生活空間や社会に溶け込むデザインであることも大きなポイントです」と川口さん。

    工場や建設現場のような、閉じられた場所・空間で利用するならまだしも、大きくてごついデバイスを日常使いできるかと聞かれると、躊躇する人も多いはず。

    メガネらしい見た目のMiRZAは限られた特定の場所に留まらず、さまざまな現場、そして人々の日常空間で使われることが期待できるというわけです。

    しかし、さまざまな機会でMiRZAを使ってもらうためには、さまざまな目的に沿ったアプリがなければなりません。

    MiRZAで仕事の進め方に変革を起こしたり、人々の生活の豊かさを広げたりするためには、「ソリューション開発をしていただけるMiRZAソリューションパートナーの皆さまの協力なしでは実現不可能だと思っています」(川口さん)

    お話を伺った、NTTコノキュー マーケティング部門 法人ビジネス戦略グループ 主査の川口 直之さん。

    開発支援とプロモーションの2本柱

    MiRZAソリューションパートナーは、大きくいえば2本の柱から成り立っています。

    1つ目の柱は対応アプリ開発支援。NTTコノキューからパートナー企業に宛てて「ニュースレター」を発信し、開発者向け情報を分かりやすい形で提供します。

    さらに「技術問い合わせ」窓口を設け、開発中に困ったことがあれば、パートナー企業はNTTコノキュー側に直接、尋ねることができます。

    MiRZAの公式サイト内にある「開発者サポート」では、最新のSDKリファレンスやサンプルプログラムを取得することができます。

    ただ、これらはもともとオープンにしているものなので、ニュースレターと技術問い合わせを受けられる点が肝だといえるでしょう。

    NTTコノキューがアプリ・ソリューション開発の伴走をする、そんなイメージです。

    「パートナー企業さまにとって開発のハードルが下がるような情報公開をしてまいります。開発基盤となる『Unity』での開発経験をお持ちの方なら、『XRグラスのアプリ開発は初めて』という方でも大丈夫です」(川口さん)

    2つ目の柱は共同プロモーションの実施です。MiRZA向けに開発したアプリ・ソリューションや、それを企業(お客様)に導入された事例を、NTTコノキューのウェブサイトで紹介します。

    さらに、NTTコノキューグループ(NTTコノキュー、NTTコノキューデバイス)がイベントに出展・登壇する際、開発・導入事例として紹介することもあります。

    XR事業を行う事業社の中には、自社の製品やサービスのプロモーションに課題を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。共同プロモーションによって、双方の強みを活かしてより多くのお客様に知っていただけるきっかけになるかもしれません。

    イベントについては今後、NTTコノキューグループが自ら主催する形で、MiRZAソリューションパートナー向けのイベントも開くそうです。パートナー企業が出展・登壇し、来場者(潜在顧客)と出会ったり、パートナー企業同士で情報交換したりすることもできます。

    241204_4.webp
    MiRZAソリューションパートナーは、対応アプリ開発支援と共同プロモーションの実施の主に2本柱から成り立ちます。

    なお、MiRZAソリューションパートナー資料は公式サイトからダウンロードできるので、合わせてご覧ください(上と下の画像は資料から抜粋したものです)。

    自社の強みをMiRZAを通じて発揮

    特にどんな企業にパートナーになってほしいか、川口さんに聞いてみました。

    「小さな企業様でも『この業界・この分野では負けない』といった強みをお持ちのところがあります。その強みは、NTTコノキューでは真似のできないものです。そのような企業様にパートナーとしてお力添えいただけるとありがたいですね」(川口さん)

    一方、「当社がお取り引きしているお客様からのご要望を、パートナー企業様に"トスアップ"させていただくことも今後はあると思います。お互いにメリットが生じる関係を築きたいです」と川口さん。

    両社Win-Winの関係に、さらにお客様のWinが加わった「三方良し」を目指しているということです。

    241204_5.webp
    MiRZAソリューションパートナーとなることで、お客様とのパイプを太くすることができます。さらに、NTTコノキューが取引しているお客様の要望を、パートナー企業が受け継ぐこともあり得ます。

    ここでまた、MiRZAの特長を思い起こさずにはいられません。

    MiRZAは限られた特定の空間に留まらず、さまざまな現場、そして人々の日常空間で使われることが期待できるXRグラスです。つまり、そのソリューションやアプリ開発の領域は、無限であるといって差し支えないでしょう。

    「XRでこんな未来を実現したい!」「XRで人々の生活を変えたい!」----。そんな夢を抱いている方々にとって、MiRZAソリューションパートナーはチャレンジングであり、チャンスであると感じられるのではないでしょうか。

    現在多数の企業から問い合わせがあるそうです。

    お申し込み・お問い合わせは公式サイトの「お問い合わせ」からお願いいたします。

    それと、NTTコノキューはXR/メタバースがテーマの国内最大カンファレンス「XR Kaigi 2024」に出展します。会期は2024年12月11日(水)~13日(金)(チケットは有料で、あらかじめ参加申込が必要です)。

    12月12日(木)11:00~11:45には「ARグラス導入で広がる現場作業支援の可能性とソフトウェア運用のコツ~MiRZAの現場導入を例に~」と題する、NTTコノキューによるセッションも開かれます。

    もちろん展示ではMiRZAの実機に触っていただくことができますし、MiRZAソリューションパートナーに関するご相談も承ります。気になる開発者の方はぜひお足をお運びください。

    この記事を共有する

    関連記事